保育士の資格 PR

保育士資格がなくてもOK!保育補助の仕事とは?仕事内容から給料まで紹介

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保育補助という仕事をご存じですか?
保育補助は、保育士資格を持たなくても、保育所や幼稚園や療育施設などで働くことができる仕事です。

「保育士資格はないけど子どもと関わる仕事がしたい」
「育児の経験を活かした仕事がしたい」
「保育士になる前に保育の仕事を経験したい」
と思っているそこのあなた、保育補助として働いてみませんか?

という訳で今回は、保育士資格を持たなくても働くことのできる、保育補助という仕事のお話です。

保育補助とは?

保育補助とは、保育所・幼稚園・療育施設などで、保育士のサポートをするお仕事です。
保育士の補助が仕事なので、保育士資格を持たなくてもできます。

あすた
あすた
保育士不足が深刻な問題になっている昨今、この保育補助という仕事が注目されています。

保育士は業務内容がハードで、肉体的にも精神的にも大変な仕事なのに給料が安いこともあり、離職する人が後を絶ちません。
こうした現状を打開するため、少しでも保育士の負担を軽減し離職率を減らそうと、国が保育補助にあたる人の雇用要件を大幅に緩和するなどして対応を進めています。

保育補助の仕事内容

保育士の補助をすることが保育補助の仕事ですが、具体的にはどんなことをするのでしょうか?
実は、施設によって仕事内容に違いがあります。

幼稚園の保育補助

幼稚園では幼稚園教諭(クラス担任)の補助が仕事です。
幼稚園での人員配置基準は、1クラス35人以下で1人の先生が必要で、保育自体は担任が行います。

保育補助の仕事
  1. 設定保育の準備、片付け
  2. おやつの準備、片付け
  3. 掃除

園によっては、発達障がい児への対応も含め、担任1人では対応しきれない状況も多いので、補助として保育補助が入る場合もあります。

保育所の保育補助

保育所の人員配置基準は、0歳児で子ども3人に1人、1,2歳児で子ども6人に1人、3歳児で子ども20人に1人、5,6歳児で子ども30人に1人の保育士が必要です。

あすた
あすた
幼稚園に比べて配置数が多いので、保育補助が入る割合も多いようです。
保育補助の仕事
  1. 設定保育の準備、片付け
  2. 食事・おやつの準備、片付け
  3. 掃除
  4. 食事・排泄の補助
  5. その他

保育所に一定数の保育士がいる場合は、保育補助の仕事は雑用や準備・片付けなどが主となり、子どもとの関わりが少なくなります。
逆に保育士の数が少ない保育所では、子どもとの関わりが多く、中には保護者対応まで行う場合もあり、保育士と変わらない仕事を求められることもあります。

療育施設の保育補助

療育施設(放課後等デイサービス、児童発達支援)の人員配置基準は、子ども10人以下で2人です。
対象が障がい児なので、この配置基準では対応が難しいことが多く、保育補助は必須といっていいと思います。

保育補助の仕事
  1. 設定療育の準備、片付け
  2. おやつの準備、片付け
  3. 掃除
  4. 食事・排泄の補助
  5. その他

仕事内容は保育所の保育補助と変わりないように見えますが、療育施設の支援内容が施設によって大きく違うため、保育補助の仕事内容も施設によって異なります。

あすた
あすた
保護者対応を大事にしている施設では、保育士でなくても育児経験のある保育補助が対応にあたることもあります。

保育補助の待遇・給料

保育補助はパートやアルバイト勤務であることが多いです。

正規の保育士よりも短い勤務時間が多く、シフトの融通が利きやすいですので、保育士を目指す学生や、育児経験のある主婦にも適しています。

保育補助は保育士資格が必要ないので、資格がなくても子どもが好きな方に向いています。

保育補助の時給は、900円~1200円くらいが多く、中には1800円という高時給の園もあるようです。
また、資格や経験の有無によって100円~200円上乗せされる場合もあります。

保育補助のメリット・デメリット

保育補助のメリット

保育補助のメリットは…

無資格・未経験でも働ける

保育士資格がなくても働けるので、保育士を目指す方は、現役の保育士の近くで実務経験積めます。

勤務時間の融通が利く

家庭のある主婦でも空いている時間に合わせて勤務時間を調整してもらいやすいので、働きやすい環境と言えます。

残業や持ち帰り業務が少ない

時給制の場合が多いので残業がなく、正規保育士ではないので担任を持つことがないため、持ち帰っての業務は少ないです。

保育補助のデメリット

保育補助のデメリットは…

園により仕事内容が異なる

園によって仕事内容が異なるため、場合によっては掃除や食事準備などの雑用が多く、子どもとの関わりが少ないこともあります。

勤務時間にムラがある

子どもの休みが多い時に休職させられるなど、勤務時間が定まらないことがあり、月によって給料に差が出ることがあります。
放課後等デイサービスでは、土日祝日や夏季休暇などに勤務日が集中し、平日は勤務が入らないことが多い場合があります。

給料に差が出る

保育士よりも基本給が低いため、保育士と同じような仕事をしていても、給料に差が出る場合があります。

実際に働きだしてからでないとわからないこともあると思いますが、事前にしっかりと調べておくことで防げるミスマッチもあります。
施設の保育方針を知ることで、求められるスキルもある程度わかるので、求人を探す時には注意して見ましょう。

保育補助の求人を探す

保育補助の求人は、保育専門求人サイトで探すのがおすすめです。
保育に特化しているので、様々な保育分野の施設の求人を探すことができます。

あすた
あすた
案件も多く、コーディネーターがサポートしてくれるので安心感があります。

保育専門求人サイトは、テレビCMでおなじみの定番大手サイトから、地域や年代に特化したサイトなどたくさんあります。
どのサイトに登録すればいいか迷ったら、失敗しない保育士転職サイトの選び方を読んでみてください。

まとめ

今回は、保育士資格がなくても保育施設で働ける保育補助のお話でしたが、いかがでしたでしょうか。

「子どもと関わる仕事がしたいけど保育士資格がないから」と諦めていた方も、時間があまり取れない方も、保育補助なら保育施設で、自分の希望に合った勤務時間で働くことができます。

あすた
あすた
保育現場はまだまだ保育士不足です。
保育補助は、施設にとっても必要なポジションなので、保育士資格がなくても保育現場で働くことができます。

もし、保育補助の仕事に興味がおありなら、保育士専門の求人サイトをのぞいてみてください。非公開情報も多数ありますよ。